頭脳警察・・・・Rockの塊り

頭脳警察

パンタ石塚俊明( トシ )が、1970年に結成したグループです。

バンド名はフランク・ザッパの作品。

” Who Are The Brain Police? "が由来とされています。

比較的著名だと思われます。

ほぼ同じ時期に、この国のRockのルーツとなるバンドが活動しています。 

サンハウス、村八分、外道、裸のラリーズ,フラワー・トラべリン・バンド、

ブルース・クリェイション、・・・


GSと被る事も在ったと思います。

ただ多くのGSがプロダクションに属していました。

彼らの殆どは売れる事を目的としています。

今上げたバンドは根本からスタンスが違います。

資本に媚びる事を強く拒絶したバンド達だと言えます。

その中でも、象徴的なバンドが今夜ご紹介する、

「 頭脳警察 」 パンタ&トシです。

初めてその名を知ったのは、もう30年前位でしょうか。

ニューヨークから始まったRock暴動が、ロンドンに飛び火し、

その火柱は東京までを燃え上がらせます。

テレヴィジョン~ラモーンズ~パティ・スミス~ブロンディ~

ジョニー・サンダース&ザ・ハートブレイカー~

リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズ~

セックス・ピストルズ~クラッシュ~ダムド~ザ・ジャム~フリクション~

S-Ken~ミスター・カイト~リザード・・・・・
と繋がって行きます。

私見ですが、もっと遡れば、Beat Generation。

それに続くイギー・ポップ&ストゥージーズ、ルー・リード、

MC5
などが発祥ではないでしょうか。

戻りましょう。頭脳警察です。 

僕らRock野郎の中でも評価が分かれていました。

当初の政治的な歌詞に異を唱えたのです。

桜と荒は否定的、パンタの詞に拒否反応を示します。

僕は、肯定です。 2対1。 ただそこは譲る訳には行きません。

無理に聴けとも言えない。お互いに無視です。

取り敢えず手に入る音源を集め始めます。これが苦戦する。

現在のようにパソコンは在りません。本で調べるしかない。

それか、アメリカ村のドサ周りです。集めた音源をもう一度聴き直しました。

やっぱりいい。いいものはいい。黙って聴け!!

確信しました。僕はパンタ&ハルに走ります。

これは全てがいいとは思いません。

途中でダレル時期が在ったのです。ソロも聴き始めました。

ところがです。パンタの作詞能力には感嘆します。

「 マラッカ 」 「 クリスタル・ナハト 」 は、必聴です。

発売時期は、なんとかミュージックという優し~~い音楽が溢れていた頃です。

空白の10年でしょうか??

そんな或る日の事です。

今は無き素晴らしき雑誌、“ぴあ“に告知が出ています。

桃山学院大学、夜桜祭り。

シーナ&ザ・ロケッツ VS 頭脳警察

これは行かなければならない。見逃したら生きる意味も無い。

気合いが入ります。僕は興奮を隠せませんでした。

夜が少し涼しくなり始めた頃でしょう。

僕と彼女は、桃山学院のキャンパスに来ていました。

パンタのソロは、以前バナナホールで何度か見ています。

頭脳警察では今回が初めてでした。

ステージは広い教室です。予想していた講堂では在りません。

前下がりになっています。非常に観やすい環境でした。

入りは7分位でしょう。ベストな状態です。

食事も済ませて後は始まるのを待つだけです。

いきなりです!! ブレーカーが落ちたか。停電か??

トシのパーカッションが漆黒の闇に響きます。

永遠の前奏か・・・・幕が開きません??

そのまま切れ味鋭いギターが炸裂します。

やっと仄かなライトが灯ります。

バックは、ザ・グル―バーズでした。これは予想外です。

藤井のギターがナイフのように光ります。

ボブのドレッドも揺れ揺れです。壁が振動している。

パンタが、静かに歩いてきました。

もう早轟音が響きわたっています。

「 銃をとれ 」

パンタの声とザ・グル―バーズ、トシが渦巻いている。

僕らの目の前でバイブレーションしています。

やっぱりこれやったんや・・・

永い間探していた音が今聴こえている。

何か懐かしい気分になってきました。

この時間の為に呼吸している。そして歩いて来た。

それはこれからも変わる事は無い。

信じ続けた事に感謝の気持ちを持てたひとときでした。

       by Yasuki
                
                     ( 敬称略、御許し下さい。)      


http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=Dm8x0Ubd3hg

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